About work 首都圏で活躍する職員 About work 首都圏で活躍する職員

その人にあったサービスとは何か。

福祉に進むきっかけになったのは、中学生の頃、高齢の祖父母の世話をしていた両親の姿をそばで見ていたことです。当時はまだ中学生なので手伝えることも少なく、それでも何かできることは無いかと考えていく中で自然と福祉の道を志すようになりました。
その後、福祉系の大学に入り、実習で居宅支援事業所のケアマネジャーにつき様々な利用者様のお宅に伺う機会がありましたが、本当に様々な状況、性格の利用者様がいて、その方に合った介護や支援、サービスを提供していくことが大事だと実感しました。
現在の職場である特別養護老人ホームでもこの時の経験を活かし、その人に合った介護、支援とは何かを考え、常にベストを求めてサービスを工夫しながら提供しています。

些細なことから利用者様の状態を読み取る。

介護にあたる際に心がけていることは、その方の状態を読み取ることです。例えば、普段はまったく喋らない人でも、何か興味を持っていることに触れれば、そのことについてお話してくれたり、表情が変わったりと反応を示してくれます。反応してくれた事柄から、その人の興味を読み取ることができます。
それとは逆に、普段はよく話しかけてくれる人でも、その日の状況によっては言葉をあまり交わしてくれないこともあります。そんな時は、その日の生活の中で「何か不機嫌になることがあったのでは」「体調が優れないのでは」と推測することもできます。注意深く接することで、日常の些細な出来事からも、その方の興味や体調、色々なことを読み取ることができると思います。

一人ひとりが生き生きと働く環境を。

長岡福祉協会には大学の部活の先輩が勤めていて、高齢者施設への就職を考えていた際に、施設について伺う機会がありました。施設のこともよく知ることができましたが、それ以上にその先輩がプライベートも大事にしつつ、とても生き生きと働いている様子が伺え、興味を持ちました。
それが縁となって、長岡福祉協会に就職することになりました。現在の職場は、年齢の近い職員も多く、先輩や上長にも気軽に相談や意見交換ができるので、とても仕事がしやすいというのが実感です。これから入ってくる職員も私たちと同じように生き生きと仕事ができるように、職場の環境や関係性を大事にしていきたいと思っています。

一日のスケジュール

粟生さんの1日のスケジュール

介護の仕事は多岐にわたるので、ひとつとして手を抜くことはできません。利用者様の状況を常に判断しながら他スタッフと情報を共有しながら、ひとりでも多くのQOLを向上させていくことが私たちの使命です。

支援は人と人のつながりから。

現在は障害者支援施設で施設入所、生活介護、短期入所の支援員としてサポートにあたっています。知的、身体、精神障害、それぞれ状況が異なる利用者様に、食事、入浴、排泄等の介助や年間を通して様々な行事を催して生活の充実に取り組んでいます。支援員の現場は同じ日はありません。毎日違った状況が生まれるのでそれに対応することで、多くを学べます。個人的にも変化のある毎日は刺激的で、いつも新鮮な気持ちで支援できるので充実しています。仕事の基本は、私たちも利用者様も同じ人なので、関わる全員が人と人のふれあいの大切さを実感しながら礼儀をもって接するということを心がけています。

笑顔がこの仕事の醍醐味。

この仕事の一番の充実感は、人の笑顔にたくさん触れられることです。利用者様の多くは、日常生活やイベントなどでも最初から上手にできることはあまり多くありません。むしろ失敗の繰り返しと言ってもいいほどです。しかし、上手にできた時などは、これ以上ないほどの笑顔を見せてくれます。そんな笑顔を目にすると、「もっと良くしよう」「次はこんなことも」と気持ちも前向きになります。利用者様と自分自身の存在意義を明確に確認できる瞬間でもあります。この瞬間を忘れず、常に向上心をもって支援を続けていきたいですね。

集団生活のルールと楽しさの両立。

施設の支援員として心がけているのは、利用者様に施設内でのルールを守った上で、楽しんでいただくということです。他の利用者様と共同生活を送る以上、守らなければならないルールは必ず存在します。そのルールを破ってしまっては、集団の日常生活が滞ってしまうからです。時にはルール違反に対しては、厳しく注意することもあります。共同生活のルールを理解して、その上で楽しい時間を過ごしていただくことが私たちの責任でもあるわけです。一緒に楽しんだり、時には頼ってもらったり、メリハリをつけながら利用者様の支援を続けていきたいと考えています。

一日のスケジュール

竹原さんの1日のスケジュール

障害者支援施設では、1日として同じ日はありません。毎日が刻々と状況が変化します。その中での活動では、情報の共有と活動内容の記録がとても重要です。活動内容はご家族への報告や支援計画づくりのベースとなるので細かな変化も見逃すことはできません。

採用の現場発、福祉の喜びを。

首都圏事業部において、人事の仕事に携わっています。主に担当しているのは新卒者の採用ですが、合同企業説明会や大学主催の説明会、弊社主催の説明会、採用試験実施など採用に関わる業務はたくさんあります。新卒者の対応では、学生さん一人ひとりと接するのは限られた時間の中でしかありませんが、できるだけ緊密にコミュニケーションをとることで、ひとりでも多くの学生さんが弊社に興味を持っていただけるように取り組んでいます。業務は人事担当ですが、福祉という仕事の喜びを忘れず、人とのふれあいを大切にしています。

日本の未来を牽引する福祉のあり方。

そもそも私自身が長岡福祉協会を選んだ理由は、都市型の福祉のあり方を実践しているという点でした。地方都市だけではなく、首都圏も高齢化というのは大きな社会問題です。郊外型ではなく都市型で、周辺の社会環境とうまく連携しながら様々な施設を運営している状況は、未来の日本の福祉のあり方を先取りしているようでもあります。日常の生活に近い暮らしを実現することで利用者様の満足度も上がり、いざという時には迅速に対応することもできます。かつてない高齢化社会に突入する日本の福祉業界を長岡福祉協会はリードしていく存在になるのではないでしょうか。

新たな採用に向けての取り組み。

採用関係の仕事をしていて感じるのは、出会った学生さんたちと接すると、私自身が初心に戻ることができます。様々な不安や、夢見る未来の話を聞くと、日常業務だけでなく、志を持つことの大切さを再確認させられます。福祉業界は、専門知識や資格が採否を大きく左右すると言われていますが、今後、長岡福祉協会では入職後に専門知識の取得や資格取得の補助を充実させ、他学部からのエントリーも獲得していきたいと考えています。

1日のスケジュール

大木さんの1日のスケジュール

毎日の仕事で一番大切なのは、連絡です。それは学生さん、関連する各種業者の皆さま、社内スタッフへの状況報告、各種就職イベントでの実續データなども今後の人事活動には重要なので、間違いのないように連絡し情報共有しています。